筆者は学生時代に起業してスタートアップを作り、数年で潰した経験がある(高校生のころだった)。今思えば、高校生が若気の至りで何の具体的な計画もビジョンもないまま始めた向こう見ずな無謀な行動だったが、その後の人生に役立つたくさんの経験と学びを与えてくれた。 今回のテーマは、そんな失敗起業で得た数々の学びの中でも筆者が特に大切にしていることの一つである「当たり前のことを当たり前にやる、誠実さを示すその行動だけで時に得られる信頼もあるし、無くす信頼もある」ということについてだ。 学生NGの取引先の開拓に「社会人な ...