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乗ってわかったサンライズ瀬戸・出雲の注意点&お役立ち情報

便利WEB編集部

乗ってわかったサンライズ瀬戸・出雲の注意点&お役立ち情報

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役に立つ情報を正直に発信するメディア「便利WEB」の編集部です。

サンライズ瀬戸・出雲に乗車する時に知っておきたい注意点やお役立ち情報を、乗車した実体験からご紹介していきます。

寝台特急の旅をストレスやトラブルなく楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

旅行計画を立てる際の注意点

旅程の作成や乗車までの段取りを決める際に知っておきたいポイントをまとめてご紹介します。

なお、荷造りに関しては後述します。

1.遅延リスクがそれなりに高い|スケジュールには余裕が必要

サンライズ瀬戸・出雲は寝台特急なので、新幹線のような専用の線路が用意されているわけではなく、在来線の線路を走行します。そこで気をつけたいのが遅延リスクです。

在来線の線路を走行するということは、普段、電車に乗っていて遭遇することがある遅延や運転見合わせが発生した際、同じように影響を受けるということを意味します。

実際、自分が乗車した際も、人身事故の影響により1時間の遅延が生じました(運行間隔調整のために岡山駅で1時間停車し、その時間分遅延した形)。

よって、降車駅には時間通り到着するとは考えず、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。特に、東京行きに乗車し、到着後に仕事へ直行するつもりの方は要注意です。

2.シャワーカードは買えないと想定する

即完売することで有名なシャワーカードの券売機。

サンライズ瀬戸・出雲でシャワーを使うために必要なシャワーカードの券売機はラウンジ車両である3号車と10号車に設置されていますが、いつもすぐに完売するので、始発で乗車する方を含めシャワーは使えないと想定しておきましょう。

自分で買わなくてもシャワーカードがもらえるシングルデラックス個室の利用者を除き、降車駅の付近で立ち寄れる温泉やシャワー付きのネットカフェを探しておくことをおすすめします。

3.新幹線以上に揺れると心得る

サンライズ瀬戸・出雲のシングルデラックス個室の入り口
大人も車内各所に備えられた手すりを活用しないと危ない。

勝手に新幹線くらいの揺れだと思って乗車したところ、(在来線と同じ線路を走行するためか)比べ物にならないくらい揺れが強くてかなり驚きました。

シャワー室含めて手すりは多く設置されていますが、小さい子供や高齢者、脚が悪く杖をついている方は転倒に注意しましょう。

特に、(手すりがあるとはいえ)シャワーを浴びる際は転倒の危険が特に大きいため、足腰に不安がある方はシャワーの利用は断念したほうが安全です。

4.途中下車は乗り越しに注意|夜中はアナウンスがない

多くの人が寝ている深夜に停車する駅では、到着アナウンスが行われません。

途中下車する予定の方は乗り過ごしに注意が必要です。自分の降車駅への到着時間を確認しておきましょう。

5.チケットの持ち帰りには特別な改札手続きが必要|降車駅で無効印を押してもらう

サンライズ瀬戸・出雲のチケット(=乗車券及び特急券)を記念に持ち帰りたい場合は、サンライズ瀬戸・出雲そのものを降車した駅で有人改札に行き、無効印を押してもらえれば持ち帰ることができます。

注意すべきなのは、在来線を含めてサンライズ瀬戸・出雲の降車後に電車を乗り継ぐ場合です。降車駅でないと無効印を押してもらえず回収されることがあるので、必ずサンライズ瀬戸・出雲そのものを降車した駅で手続きしましょう。

荷造りの注意点

寝台特急という、普通の在来線の特急とも、新幹線とも違う存在だからこそ注意すべき、荷造りのポイントをご紹介します。

1.荷物は軽量かつコンパクトを意識|リュックサック1つが理想

サンライズ瀬戸・出雲に乗車する際の荷物は「軽量かつコンパクト」が鉄則です。

サンライズ瀬戸・出雲の各部屋の大半では、出入りに狭い階段を使うことになります。したがって、まず、荷物が軽量でないと乗降に苦労するので気を付けましょう

さらに、スーツケースを広げられるような余裕あるスペースは、最高級の個室であるシングルデラックスにしか用意されていません。また、シングル以上の座席でないと、そもそもスーツケースを満足に置けるようなスペースもありません。

よって、持ち込む荷物のサイズは、ソロ及びノビノビ座席の方は登山用のリュックサック1つ以下、そのほかは最大でも1人あたり60L以下のスーツケースでなるべく小さいものとし、そこに小さなリュックサックかカバンを1つを付けるくらいが限度と考えておきましょう。

荷物を広げるスペースがないことを考慮して、手回り品を入れられる小さなリュックサックかカバンは用意しておくのがおすすめです。

2.冷蔵庫がないので保冷バッグが必要|酒と土産の温度管理に注意

サンライズ瀬戸・出雲は最高級のシングルデラックスを含め、車内に冷蔵庫が設置されていません。また、車内には氷を買える自動販売機もありません。

よって、冷蔵品を持ち込む場合は保冷バッグに保冷剤をたくさん用意して乗り切りましょう。お土産を運ぶ人だけでなく、車内で晩酌したい人もこの方法がマストです。

なお、車内は狭く荷物置き場も広くはないため、保冷バッグはコンパクトに折りたためるものをおすすめします。クーラーボックスは小さなものでも邪魔になること確実ですので、釣り人以外は持ち込まないのが無難です。

氷を忘れた時の非常手段

東京駅では、駅構内のコンビニで買えるコーヒーメーカーのアイスコーヒー用の氷であれば手に入ります。

ただし、保冷の性能は申し訳程度であり、2時間もあれば溶けてしまうことからあまり役には立ちません。

3.飲食物は予め購入しておく|車内販売は飲料自販機のみ

2025年当時の自動販売機。現金のみ対応。

サンライズ瀬戸・出雲の車内販売は品数が少ない飲料の自販機のみです。弁当をはじめとした食べ物の販売はありません

上の画像は実際に乗車した時の写真ですが、ミネラルウォーター、緑茶、缶コーヒー、コーラ、リアルゴールド、以上。しかも在庫が少ないのか、水など需要が多いものは売り切れることもあります。

さらに、2025年当時は既に出回っている新紙幣に未対応で、1000円札しか使えないという割り切った運用でした。

飲食物は予め多めに購入しておきましょう。

乗車後の立ち回りに関する注意点

取り合いになるシャワーやラウンジを使うための立ち回りや写真撮影に関する注意点をご紹介します。

1.シャワーカードは真っ先に買いに行く|3号車と10号車に走れ

即完売することで有名なシャワーカードの券売機。撮影時点ではすでに売り切れていた。

サンライズ瀬戸・出雲でシャワーを使うために必要なシャワーカードですが、本当に即完売します。

実体験をお話しすると、週末でもない平日の始発の東京駅で、乗車5分も経たずに行って売り切れでした。笑えるレベル瞬殺です。

販売場所はラウンジがある3号車と10号車の券売機ですので、欲しい方は自室に行くより先に買いに行きましょう。

2.ラウンジを使いたいなら迅速に場所取りする

サンライズ瀬戸・出雲のラウンジ車両。景色を眺めながら食事や団欒を楽しめるが、座席は8席と少ない。

シャワーカードの券売機の設置場所でもある3号車と10号車のラウンジには窓に向かってカウンターと椅子が設置されており、車窓の風景を眺めながら食事やPC作業ができます。乗客なら誰でも利用可能です。

しかし、予約制ではないことに加え、座席数は各号車に8席ずつと乗客の母数からすると圧倒的に少ないため、すぐに満席になります。利用したい方は乗車後すぐに場所を取りましょう。

3.シャワーは混む|乗車すぐか夜中がおすすめ

サンライズ瀬戸・出雲のシャワールーム(シングルデラックス個室専用)
サンライズ瀬戸・出雲のシャワーの様子(写真はシングルデラックス利用客専用シャワー室のもの)。

シャワーはラウンジ車両である10号車と3号車に設置されていますが、各車両につき1室ずつなので時間帯によってはかなり混雑します。

混雑を回避する方法としては、夜中に利用するか、始発駅から乗車する場合は乗車後すぐに使うのがおすすめです。

なお、シャワーカードを買わなくてももらえるシングルデラックスの利用客には専用のシャワールームが設置されているので、通常のシャワールームほど混雑しません。

4.終点でも到着後は迅速な降車が必要|車内の写真撮影は早めに済ませる

終点であっても到着後はすぐに降車する必要があります。ここは新幹線などと同じで、寝台列車だからといって例外はありません。

乗車した際の実体験ですが、寝坊をして荷造りにモタモタしてしまいすぐに降車できなかったところ、車掌さんが呼びにこられたことがありました。ご乗車の際はお気をつけください。

まとめ|快適な旅には事前準備が重要

サンライズ瀬戸・出雲は寝台特急という特殊な存在であり、人気も高く混雑もするため、旅を快適に楽しむには事前の準備が大切です。

特に、遅延やシャワーが使えないことを見越した旅程作成と荷造りの部分で失敗した場合、旅の快適さを大きく損なうことになりますのでご注意ください。



予約のコツから乗車レビューまで|寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」旅行ガイド

寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」旅行ガイドでは、実際に乗車して集めた、サンライズエクスプレスで行く旅に役立つ情報を発信しています。

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