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合格者が教える個人情報取扱主任者の難易度&合格率と勉強時間ー落ちた人っている?

2025年2月23日 じゆとり

じゆとり

便利WEB編集部の中心メンバーの一人。普段はそこそこ大きいとある信販会社にて会社員をしている、焼き鳥と自由な一人旅が好きな酒飲み。発達障害のASDとADHDを抱えており、得意なこととできないことの差が激しい。普通の生き方ができないので、戦略的に生き抜くのが信条。

クレジットカード業界や信販業界に就職すると必ず取得させられる資格である、日本クレジット協会が認定する「個人情報取扱主任者」。業界団体が実施する、業界の企業の社員しか受験資格が無いことから、謎に包まれている部分が多い資格です。

この記事では、実際に個人情報取扱主任者に合格した筆者が、試験の難易度や合格率、問題の出題傾向と必要な勉強時間の目安などをまとめて解説しています。気になる落ちたケースがあるのかについてもお伝えしていますのでぜひご覧ください。

なお、勉強法や勉強のコツ、過去問の入手方法に関しては以下の記事で解説しています。

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合格者が伝授!個人情報取扱主任者資格の効率的な勉強法と過去問の入手方法

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個人情報取扱主任者の難易度と合格率

実際に受験した経験や、勤務先企業での同僚へのヒアリング結果などを踏まえて、個人情報取扱主任者の難易度や合格率を解説します。

公式発表の合格基準|合格点は100点中70点以上で合格

合格点70点
満点100点
問題数50問

難易度を語るうえで欠かせないのが公式発表の合格基準である合格点ですが、個人情報取扱主任者は100点中70点以上の取得で合格となります。問題数は50問なので、1問2点、15問までミスする猶予がある計算です。

ちなみに、合格発表時も自分の得点は非公開であることから、噂では全体の平均点が引くければ合格点も下がると言われています。ただし、あくまで噂程度なので間に受けずしっかり対策するようにしましょう。

試験の難易度と合格率|噂は8割程度だが会社では9割合格していた

個人情報取扱主任者の試験の難易度は、はっきり言って非常に簡単で、勉強をしていれば落ちる試験ではありません(裏を返せば、勉強をしていなければ余裕で落ちるため、一夜漬けや最後の1週間で焦って対策するのはおすすめしません)。

気になる個人情報取扱主任者の合格率ですが、公式発表はされていないため、噂レベルで7割~8割程度とされています。しかし、筆者の勤める会社では30人前後の社員が受験して落ちていたのは2名だけだったので、体感の合格率は9割を超えていました。

ただ、(繰り返しになりますが)専門用語などが多いため、勉強しなければ余裕で落ちます。筆者も職場の先輩からは「簡単だったよ~」聞かされていましたが、鵜呑みにして勉強しないのは絶対にダメだと感じました。対策していれば簡単な試験なので、自分も聞かれると「簡単だった」としか答えようがなく、よくない試験です。

個人情報取扱主任者の出題範囲ーテキストの内容が大半と考えてOK

個人情報取扱主任者の難易度と密接に関連する出題範囲ですが、こちらは2冊配られる、通常のテキストと資料集の全体が出題範囲になります。特に法律の細かい条文や規定などは資料集が詳しかったりするため、両方読んでおくのがおすすめです。

出題範囲の目安は以下の記事で詳しく解説しています。

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合格者が教える個人情報取扱主任者の試験内容&試験問題の特徴と出題範囲

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試験問題の出題傾向と問題形式

  • 課題テストや章末問題の一部を改変して出題してくる傾向が強い
  • 問題形式は虫食いの単語を答えるものや文章の正誤を判定するものが多い

個人情報取扱主任者の問題形式は、文章の虫食いになっている部分に適した語句を考える語群選択や記入問題と、提示された文章の内容の正誤を答える問題が基本となります。つまり、課題テストやテキスト各章の章末問題の形式と同様です。そのほかの試験問題の出題傾向としては、筆者が受験した際は課題テストやテキストの問題から約8割以上が出題されていました。

ただし、1つ注意が必要なのが、課題テストや章末問題の問題がそのまま使われるわけではないということです。たいていの場合、答える虫食いの場所や正誤の判断をする文章の一部が改変されて難易度を上げてきているため、文章全体を覚えてどこを虫食いされたり改変されても答えられるようにしておきましょう。

試験問題の特徴や当日の受験の流れに関しては以下の記事で詳しく解説しています。

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個人情報取扱主任者の合格体験記ー申込から合格までの流れ

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【実体験】個人情報取扱主任者の勉強時間

  • 卒業大学は日東駒専・産近甲龍レベルだが推薦入試組というスペック
  • 勉強はトータルで30時間、2ヶ月程度の勉強で難なく受かった

資格における勉強時間を聞く上で注意無ければならないのが、それを言っている人間の学力的なスペックです。筆者の場合は卒業大学が日東駒専・産近甲龍クラスの大学ですが、推薦入試で入学しており、高校も通信制高校でレベルが低く勉強もあまりしなかったため、お世辞にも頭がいいとは言えない人間です(一応、得意科目といえるものは現代文でした)。

そんな筆者の場合の勉強時間と日数ですが、通算で30時間程度、期間は2ヶ月程度です。そのうち、週4日以上勉強したのは最後の1ヶ月間で、それまでは毎週末に勉強時間を確保する程度でした。

行った勉強法は以下の記事で解説しているような、課題テストを中心に勉強し、とにかく問題を解いて記憶を定着させるというものです。

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合格者が伝授!個人情報取扱主任者資格の効率的な勉強法と過去問の入手方法

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具体的な点数は非公開のため不明ですが、これで余裕で受かっていると感じられるくらいの手ごたえがあり、1時間ある試験時間を30分程度で早上がりするくらいでした。

【まとめ】難易度は低いが対策は必須

この記事では、個人情報取扱主任者の難易度や合格率、出題傾向と勉強時間を実体験を含めて解説しました。

難易度の箇所でも述べましたが、個人情報取扱主任者は勉強していれば受かる試験である一方、全く勉強しなければ余裕で落ちます。よって、余裕をもって対策をすることが重要です。ギリギリで焦って詰め込むより、少しずつコツコツ勉強して記憶を定着したほうが安全に合格できますので、今すぐ対策を始めることをおすすめします。

なお、過去問の入手方法を含めた勉強法は以下の記事で解説していますのでぜひお読みください。

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合格者が伝授!個人情報取扱主任者資格の効率的な勉強法と過去問の入手方法

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